経理高速化
経理の実務を高速化を実現!
売れてます!経理高速化のための7つのITツール活用戦略 古旗淳一著 税務経理協会 2016年1月 2,160円(税込) https://www.amazon.co.jp/dp/4419063033
経理実務に携わった実経験をもとに、経理パーソンとしてスキルアップしていくために必要なITツールの活用“戦略”を提案した書籍です。短期的なテクニックだけではなく、長期的な成長につながる実務の指針に重きを置いています。
おかげさまで、発刊から2カ月足らずで増刷することになりました。大変好評をいただいておりますので、ぜひご購入をご検討ください。経理高速化のための7つのITツール活用戦略とは
単なるExcel技ではなく、長期的な戦略思考が大切
経理高速化を実現するためには、Excelのウラ技的な機能の利用も有効ですが、それ以上に大切なことは『どのようにITツールを使い、何を実現するか』を考えていくことです。Excelによるスケジュール管理のポイント、作業フォルダの管理方法、帳簿記入のコツ、計算シート作成のコツなど、経理実務に大変役に立つ指針や方向性をまとめた本になっています。7つのITツール活用戦略の内容
スケジュールを“見える化”する
経理高速化は時間との闘いであるため、スケジュールをどのように管理するかが重要となります。 本書ではExcelを使って全体スケジュールを俯瞰的に一覧するためのスケジュール表を提案しており、それを使ってスケジュールを守るコツも紹介しています。情報はしっかり整理整頓
経理高速化の意外な壁になるのは、情報を探すことに余計な時間が生じてしまうことです。常に情報を整理整頓し、必要なときに必要な情報が取り出せるようにしておけば、経理スピードは格段に上がるのです。 本書では、データ上でどのように情報を整理しておくべきか、そのポイントを解説しております。美しい元帳を作成する
帳簿は単に情報を入力すれば終わりというものではなく、その内容を元に次の作業が生まれます。その次の作業を高速化するためには、記帳時から美しい元帳を意識し作成する必要があります。 具体的には、補助元帳や相手先といった、会計システムに備わっている機能をフル活用することがポイントです。手作業をいかに減らしていくか
かつては「優秀な経理=細かい手作業が得意な人」というイメージで語られていましたが、ITが普及した今、「優秀な経理=手作業を極力しない人」という概念に変わりつつあります。 手作業は時間がかかるうえにミスのリスクから永遠に逃れることができません。いかに手作業を排除し、機械に任せてしまうかということが、現代の経理パーソンに求められる発想なのです。本書で紹介する重要なポイントは、手作業をどのようにコピー&ペースト(コピペ)や自動計算に置き換えていくか、という視点です。Excelシートを作りこむ
経理の現場では、会計システムと並んで、Excelが大活躍しています。多くの場合、Excelの作業シートを作成し、一定の計算をしたうえで、計算結果を記帳や開示書類に反映させる、という業務プロセスかと思います。 本書では、そのExcelで作られた作業シートを、より使いやすくする方法を徹底的に追求します。重要なポイントは、「入力しやすく」「わかりやすく」「ミスしにくく」の3点です。効果的かつ効率的なチェックを実施する
経理高速化にとって、ミスは大敵です。人間である以上、ミスを完全に防ぐのは不可能ですが、ミスが発見されると作業のやり直し(手戻り)が発生するため、早急に発見される必要があります。 人によってミスが多いのは、自己チェックがきちんとなされていないからです。自己チェックは闇雲に行っても意味がありません。適切なチェックの方法があり、それを意識すれば必ずミスは減っていきます。 本書では、どのようにチェックしていくか、どのようにミスを発見していくか、その方法について解説しております。比較分析で異常値を発見する
経理パーソンにとって、異常値に対する嗅覚は非常に重要なスキルと言えます。 経理のミスは異常値となって財務諸表上に表れますし、監査法人や税理士もそこを重点的にチェックします。何より、経理は異常値の原因を説明できなければなりません。 異常値を探す基本は比較分析を用いることです。本書では、どのように比較分析することが異常値発見に有用か、その方法を説明しております。 Amazonで『経理高速化のための7つのITツール活用戦略』のレビューを見る経理高速化支援サービス
弊事務所では、『経理高速化のための7つのITツール活用戦略』の内容をもとにした実務セミナーやコンサルティングサービスをご提供しております。書籍の内容を貴社の独自性に応用する方法について、個別具体的にご提案させていただきます。